この夏の施術予定について、少しおしらせします。
年末に、伏字だらけで離島の記事 を書きましたが、
A島とは「青ヶ島」。その中継地点のつもりだったのに、すっかり魅せられて、はまったのが、J島こと「八丈島」です。
今年、都内の下町に出そうと思っていた2号店を、八丈島に方向転換し、7~8月にエアサロンをひらきます。
年末、八丈島でお世話になった方々に、後日、お礼に自社のおしるこをお贈りしました。
すると、三倍返しのお返しを戴いて、びっくりさせられたのが、八丈島で最も人気と言われる居酒屋・Rさん。
「梁山泊」さんです。
ハイシーズンには予約が取れないそう。コロナ期でなければ、私たちも入店できなかったと思います。
その三倍返しのご内容というのが…。
私がオーナー(ご主人)に「明日、青ヶ島に渡りたい」と言ったのを覚えていてくださったようで、
青ヶ島の島焼酎、青ヶ島の火山の蒸気熱でつくられた稀少な塩、島レモン、青ヶ島のマグネット。
すべて「青ヶ島」しばりで誂えられていました。
しかも、「こんなご時勢ですが、フリージアの咲く春の頃、八丈島は見ごろです。お目にかかれますように…」。と大女将さんより一筆。
繁盛店に理由あり。
J島は「情け島」と言われ、特に人情が深い土地柄で知られます。
1785年、青ヶ島が大噴火したときも、避難民をまるごと受け入れて、50年もお預かり…。
八丈島は、江戸時代から流刑地としても知られますが、私が思うに、罪人とは、
政治に破れた人、陥れられた人、降りた人、あきらめた人、騙しきれなかった人。中にはマジなワルもおるけど。
八丈島の役所で罪人に関する資料を見ると、そういうことを感じさせられます。
島民に、新しい作物の育て方、暮らしの智恵を伝え、飢饉から救い、尊敬され続けた「罪人」がいます。
その中でも心優しき人は、江戸から恩赦が出ても、帰らずに家族をもうけ、島に根づいたという。
私にとって罪人とは、どこか、そんな愛を想起させる響きをもっています。
貶められていい。密告されていい。負かされていい、奪われていい、金などくれてやる。
おりればいい。おりたその先には、どこまでも透明な海と島が横たわり、篤いひとびとがいる。
「α草」については、書くのは控えておきます。とはいえ特定は簡単なので、
「教えてくれてありがとう! ネットストアでα草の粉末を買いました~!」というメッセージを、素早い方々からいただきました。
ちょ、、、待て。
こんなに場や環境、栽培者、製造過程によって品質が違う植物製品もないです。ある部位を含んでいるか、いないかによっても、全くちがうの。製品化されている粉末だけで数十種、その加工品を含めると、数百種以上の製品があり、表面だけではわからない構造がある。スピリットある農家さんを尋ねながら、じっくり抽出していきたいと思っているんですよ。まあ、いいですけどね。
ところで、

この冒険は、一冊の本からはじまりました。
昨年(2020)春、コロナ騒動が始まったころ、私は本屋さんで一冊の雑誌を買った。らしい。
らしいというのは、購入した時のことを覚えていないのです。
よくある。
「この人、離島なんか1ミリも興味がないくせに、なんでこんな本を買ったんだろう」と家人も思ったそう。
たぶんその頃、友人アーティスト、宍戸竜二くん の個展を手伝う仕事をしていて、「宍戸ブルー」と呼ばれる彼のイラストに、表紙絵のタッチが似てる…気がしたから?
それきり、雑誌のことは忘れ、書庫の片すみに置きざりになっていました。
数ヶ月後、師走のある日、サロンに、友人まるちゃんが遊びに来てくれました。
スコットランドで出会った まるちゃん。ひと回り半も年下だけど、精神的にはお姉さん。私をいつも未知の冒険に連れ出してくれます。
そのまるちゃんが、不思議な島の話をしてくれました。
「さやかさん、青ヶ島っていう島を知ってますか。今年の春、わたし行ってこれたんですよ……」
それは上陸できること自体が「奇跡」と言われる、世界的にもめずらしい、二重火山の島。
厳しい断崖絶壁に囲まれたその島に、八丈島から1日1便のみ出る、フェリーの就航率は、50%以下。
同じく、八丈島から1日1便のみ飛ぶ9人乗りヘリコプター(私が死ぬ思いをした…)には世界じゅうのメディアや学者、旅人の搭乗希望が殺到し、1ヶ月前からの搭乗受付けは争奪戦。
なせそんな状況かというと、米国の某有名NGOによる「死ぬ前に見るべき世界の絶景13」に、日本から唯一選ばれたから。
1785年の大噴火にまつわる逸話、牛や小型車が巻き上げられるほど激しい台風、謎のイエローグリーンに変色した沖合、至る所から噴き出す蒸気での調理法や塩・・・。
そこは日本国内の市町村でもっとも人口が少ない、東京都最後の秘境。
島内の住所はすべて「青ヶ島無番地」。
「選ばれし者しか上陸できぬ島」と言われています。
まさかね。そんな島、予約が取れるはずがない。と思いつつ、
話を聞いた夜、
だめもとで電話をしてみたら、数週間後の年末、往復のヘリと宿が、あっさり予約できました。
こんなことは、ありえないそうです。コロナっているからでしょうか。
そこからどうなったかは、離島日記に記したとおり…💦
上空までは行ったどー…。
隣の島である、八丈島の人々でさえも、何度も青ヶ島にチャレンジしては辿りつけず、あきらめている住民が多いと聞きました。
ネットや文献も載っていない、ごく一部の青ヶ島住民しか知らないという奇妙な祭祀や、シャーマニズム、
そして、他の伊豆諸島にはない、稀少な薬草の伝説に惹かれていたのですが、
その「中継地」と思っていた八丈島のほうに、すっかりほだされたわけです。
「八丈ブルー」と呼ばれる澄んだ青の海は、沖縄の海より透明度が高いそうです。
海があまり得意でない自分が、生まれてはじめて、この夏、ダイビングに挑戦したいと思っています。
そういうわけで、7月下旬~8月盆までの約1か月は、八丈島に滞在予定。
今月下旬ごろに募集する、7~8月、代々木上原サロンでの施術予約は、それ以外の日程になります。
(✳️4月から、料金を改定させていただきます。
ご新規様は、約2時間~2時間半(カウンセリング込)で1万1千円。
2回目以降、リピーターの方は約90分で1万円)
逆に、島での施術予約は、まだ2件しか入っていません。
というか本土からお越しになるという2名のクライアントさん、すごい。
でも、早川をつかまえ放題の、ご奉仕させ放題です。
私のことだから、サービスしまくると思うんですよね。
羽田から直行55分、往復で2万4千円程の航空代はかかりますが、元は取れると保証したくなるほど、島の恵みがすばらしいです。
何もないところで遊べる人にはより楽しい。コンビニもありません。
一歩、足を踏み入れれば、本土とまったく違う、麗らかなエネルギー。自分が病んだ都心にいるから、余計にそう感じるのかもしれませんが、
5Gどころか、スマホ電波の入らないエリアがあるよ
↑JAFもいないので事故ったら即アウト!な峠をレンタカーでガンガン攻めてきた二葉マークです
こんな島の、波打ち際で施術をしてあげたら、ヌケ感が凄いだろうと思いながら、
島風をあび、海を眺め、風に吹かれてわずかな睡眠時間で走り回った日々。
朝獲れの魚介。島寿司や海ガメのスープ、島焼酎の澄み渡る味。
みなさま島に来ませんか。
CS60に限らず、カーボンバランサーその他、おもしろい量子デバイスで、島バージョンの生体電流療法をさせてください。
島民の方々にはもっとサービスしてさしあげたい。させてください!
その間、代々木上原サロンは、スタッフのミッキーにお任せしようかと思っていますが、どなたか、運営のご希望があれば、お貸しします。
✳️今度、ブログでご紹介する特殊な量子光ベッドを、ぜひお使いください。疾患のつらい方々に使ってほしいです。
キャンプカーも置いてゆくので、もし「軽キャンパーってどういうものか」と使ってみたい方がいたら、お貸しします。条件応相談。~。
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