2010年2月記事の再編集投稿です。
((c)2010 読売新聞社)
…先日(2010)、高円寺でこんな事件がありました。
女性が線路に落ち、その真上を電車が通過したにもかかわらず、女性が泥酔してレイルの間にじっと挟まっていたので助かった、という。
思わず、我が身をふりかえって反省しました。
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私も以前、酩酊してホーム下に落ちたことがあります。
それは発車寸前の電車の脇であり、電車とホームとの間が25cmほどあいていました。
ワコールさんの、あるイベントの直後だったので、
同行していたワコール男性社員2名が、両脇を抱え、引き上げてくださったので、命びろいしました。
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上の、高円寺事件には「泥酔状態で駅でフラフラすんな!」みたいなお叱りも多数寄せられたようです。
…まったくそのとおりだと思います。
まあ、何の言い訳にもお詫びにもなりませんが、落下した経験から言いますと、その瞬間、「死」は覚悟します。
落ちた瞬間、自分はすり傷だらけになって、「えへ」とホームを見上げて笑ったのですが、
それは、
(1)「ホームに首だけ出して、アホっぽくて恥ずかしい」という気持ちと、
(2)「皆さんごめんなさい、どうか動揺しないで下さい」という気持ちと、
(3)「これが人生最期の光景になるのか…」というような、気持ち。だったと思います。
ホームにいる人々も、(゚Д゚) (゚Д゚) (゚Д゚) (゚Д゚)……
青ざめて3秒くらいフリーズしていました。その間、走馬灯のように、いろんな感情が押し寄せてきました。
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以前、同じく電車とホームすきまに落ちた、わたしのハゲ上司も「満月みたいでしょう?」と、人々を見あげ、泣き笑いしたそうです。
上の(1)~(3)のような感情はきっと、「ホームから落ちたひと」の共通感情なのかもしれません。
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それはともかくとして、
万が一線路に転落し、轢死する可能性がせまったときには、
よほどのメタボさんでない限り、ジタバタ這い上がろうとするより、レールの間に身を伏せることで命拾いできる可能性があるかもしれない・・・・・
と、駅でよたよたした人をいっぱい見かけるこの忘年会シーズン、再投稿いたしました。
(・・)おせっかいさま
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線路に落ちた経験から言いますと
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