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Channel: 読むクスリ、ときどきトマソン
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よいデモ、わるいデモ

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スタッフの青木ポンチです。

生まれて40年。街中で偶然出くわしたとかではなく、自発的に「デモ」に参加したのは、この夏が初めてでした。居合わせた皆さんの多くが「初めて」「久しぶり」だったのではないでしょうか。

日本で「国民的デモ」が起きたのは70年安保、学生運動の時代(僕が生まれる少し前)までさかのぼります。

40年以上ぶりだったにも関わらず、僕の目にはとてもデモ慣れした、成熟したデモだったように写りました。日本の品行方正な国民性に、欧米のエンタメ性がうまく組み合わさった、センスあるパフォーマンスに思えました。


翻って、先日来の中国での反日デモはどうでしょう。センスのかけらも感じられないというか、ただの暴動です。

パッと見た印象では、群衆がほぼ「若い男性」しかいないようです。お年寄りや母子連れの姿も目立つ日本の反原発デモとはえらい違いです。その参加者の偏りだけで、反日デモは自然発生的ではない、不自然かつ意図的な何かを感じてしまいます。

多くの人が指摘するように、何らかの「目的」に向かうデモではなく暴れたい、発散したいだけの「手段」ではないか、としか思えません。

僕は親中派として、今回のような暴挙とメディアの過剰報道は、残念でなりません。

歴史が物語ってきたように、中国はもっと奥深い国と信じています。今回のようなことがあると、中国はとても愚かで浅はかな国という差別意識が芽生えかねません。国際社会の信頼もがた落ちでしょう。


日本は、いい意味で「大人の対応」を取ればいいと思います。
今まで領土問題を棚上げしてきて「弱腰外交」などと揶揄されてもきましたが、「交渉事は粛々と進め、感情論は淡々と無視」すればいいでしょう。駄々をこねる子ども国家には、体罰ではなく穏やかに諭すのが大人国家の役割かと。

子ども国家への「教育的映像」としては、以下のような大人なデモ動画がいいのではないでしょうか。

8/31首相官邸前「反原発コールセッション」


9/18首相官邸前「ストップTPP世界同時アクション/モンサントポリスを日本に入れてはいけない!」


「アノニマス」のゴミ拾い活動




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