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5億円稼ぐ男の出版プレゼン(ト)

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微熟女です。

なんだかヘンな情報商材の宣伝みたいなタイトルですが、そうでなく、とある素敵な方のご紹介です^^。

まだ一度もお会いしていないけれど、心惹かれる関西の実業家(A)さんがいます。

大学時代にあらゆるアルバイトを経験され、卒業後は一度も「就職」されずに小売店の経営にチャレンジ。
いくつかの店舗を経営され、30代で年商5億円を達成。

50代の今でも店頭に立つ傍ら、起業家育成に取り組んでいらっしゃいます。

Aさんに惚れこんだ ある方が、そのお考えを世に広めたいと、出版企画を持ち込まれました。

「年商5億」とか「○○○会のリーダー」といったプロフィールだけをうかがった当初は、正直、「よくあるようなご身上だなあ…」と思ってしまいました。

しかし店を繁栄されるために工夫されてきた数々のエピソードを知るにつれ、涙が出るほど感動しました。

「そこまでやるっ?」というひと手間を惜しまれないのです。

企画書を読んでもらった周囲の反応も上々ですが、それでも初出版ですので、難航が予想されます。

すると、こういった追加プレゼン資料がAさんから届きました。

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↑クリックで拡大できます。


愛らしい表書きをつけた包みがリボンでラッピングされ、ホログラムシールがペタリ。

思わず、

「プレゼン」でなく「プレゼント」?

かと錯覚。


中身はAさんのパンフレットやセミナーDVDなど、パワー満々の宣材なのですが、実際に「プチプレゼント」を同封してくださっていました。

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セミナー参加女性にだけ配っていらっしゃるというパワーストーンストラップ。思わず、気持ち的にもAさんに「接続」してしまいました。

だって50を過ぎた大経営者の方が、ぺたぺたとシールを貼り、「プチプレゼントあげます」なんて表書きに書いて、リボンをかけてくださる姿を想像したら、

キュン。


もはや「人ごとではない」ような心境にさせられたのです。こんなに人を楽しませたくて、人を巻き込む方なら、それはお金ハッピーもついてくるでしょう。

私はいつも、

「あるクラス(中堅出版社)以上の編集者は、新人著者のプロフィールを重視しない」

「本物のコンテンツをもっていれば、プロフィールで飾り立てる必要はない。企画書のラストに5行でも書けばいい」

と思っていますが、Aさんは「本物」の見本のような方です。


Aさんの企画書を見た編集者が反応をされるのは「コンテンツ」、そして「ニーズ」や「販促力」の部分です。

肩書きの前にコンテンツを、コンテンツの前に人間力(=販売力)を。
私はこれからも、そんな本のお手伝いがしたいです。



↓Aさんがつくったセミナーマニュアルには、「一文でもサービスのない文言は書かない」という思いに満ちています。

こういう方の思いは必ず心ある出版社に届き、本は売れると確信しています^^

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