くるくるパー猫日記№8
子どもは未来からの留学生♪
障害は天からのギフト♪
…いにしえのPTAは素晴らしい言葉を造ってくれたものです。
おんなじように、
「障害猫は天からのギフト」と唱えてみる日々ですけど、ぼちぼちギフトにしてはタチが悪すぎやしないか。
事務所に棲みついているギャング2頭が、とうとう、冷蔵庫をあけるようになりました…。
そうきたか… (´ж`) すっぱい気持ち。
本体とトビラに、器用に前足後ろ足を互いに掛けて、見たことのないエイリアンのような姿勢であけます。
脳障害があるほうの元ノラ猫が、これを行えるようになり、元お嬢様育ちの血統書アビシニアンが悪ノリしています。
納豆をがっつく図
ネコ缶とか、納豆とか、そういうものだけを引っぱり出して食べます。器用に。
なんで納豆なのかと思ったら、事務所の冷蔵庫には肉類が入っておらず、たんぱく源といったら納豆だけなんですね。
動物のかぎあて能力?ってすごいですね。
しかも出かける時とか、重要なお客さんが来る時とかそういう時にかぎって。
◆
冷蔵庫をあけるようになってしまったギャング獣に対し、われわれ人間は、まったく、なすすべがありません。
これから事務所の一角をサロン化し、お客様を迎えるというのに…。もうこんなドラ猫どもを置いておくわけにはいきません。自宅隔離決定。
この障害猫の特殊能力(たべる)は、本当に天からのギフトなのか。ダスティン・ホフマン演じた自閉症青年の能力は「カレンダーボーイ※」「サヴァン」などと多くの人に賞賛されますが・・・
※過去未来のいかなる年月日の曜日でも特定できるような、特殊計算能力
でもこんなギフトは要らないよー。
だって、トビラのあいた冷蔵庫の中に、万が一猫が入って出られなくなったらと思うと、心臓が止まりそう。真夏の冷え猫死体なんて。
しょうがないので、いちいちガムテープで止めながらトビラを開閉しています。もう不便このかたないです。
そうしたら、そのガムテープも破壊しようとしやがるのです。
(´ж`) そうきたか
皆さんのご家庭で「冷蔵庫をあけて勝手にものを食べる」猫はいるでしょうか。いったいどうしたらいいのでしょうか。
悩んでるあいだに、パー猫に、またスカートを食べられてしまいました。もう125着目くらいでしょうか。服はもうユニクロか無印しか買いません。
知らんもんね
仏教を学ばないまでも、最近何かに怒ることが減ってきたような気がしますが、くるくるパー猫の賜物かもしれません。
(´ж`) ナマンダブ
【さらに楽しまれたい方は、押してくれたら1杯】
おごるかも
編集・ライター・書店員
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障害児は天からのギフト(猫)。
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