スタッフの青木ポンチです。
発酵食、ボイストレーニング、イスラム教…無節操につまみ食いする中、僕がいま最も力を注いでいるのが「大喜利」です。
テレビ番組以外でもアマチュアの大喜利ライブがそこかしこで開かれていて、ちょっとしたブームの様相です。
大喜利に参加して思ったのは、ライブは相当脳みそを使う! しかも常連は回転が早く、引き出しが豊富!
集うメンバーは「童貞臭ただようヲタ男子」ですが、やってる内容は競技ディベート並みに。ハッキリ言って、答えの決まっているクイズなんて、大喜利に比べたら子供だましです。
勝手な分析ですが、モテない男たちのルサンチマンが、高いレベルで言語兵器化した、その現象を大喜利と呼ぶのではないでしょうか。
彼らがいかに「頭脳は大学院生、でもメンタルは中学生」かは、そのハンドルネームを見ただけでも一目瞭然です。
傾向別に紹介してみましょう。
●ザ・中学生系
俺のランボルギーニ
家臣アルティメットヒーローズ
…中学時代の思考回路を真空保存し続けている、エバーグリーンな心の持ち主。
●大風呂敷系
概念覆す
罠箱
…芸人でいうと「爆笑問題」的な、面白くないとアウトというハードル高めのネーミング。
●どうぶつ系
虎猫
らんちゅう
…何でしょう、女子受け狙いなのかは不明ですが、油断させてガブリと噛みつく、要注意生物かもしれません。
●ハードコア/パンク系
不治ゲルゲ
奇形ブス
…シビれるネーミングですが、時に放送コードに抵触気味。「原爆オナニーズ」的な。
●水野晴郎系
イギリス超特急
パンナム航空
…シベ超インスパイア、ですね。
●80年代系
タピ岡ススル
青木ポンチ
…「マイケル富岡」とか「黒田アーサー」とかと同じ箱。
こうしてみると、ハンドルネームの面白さで「この人、なんか面白そう」と先入観も植え付けられるので、名前は大事ですね。
「奇形ブス」さんと同じ組にでもなったら、どうあがいても名前負けしますもの。
そんな非モテ非生産的な人種が雁首そろえ、24時間大喜利し続けるという狂ったイベントが、よりによってGWど真ん中に行われました。
24時間大喜利フェスティバル
GWとは思えない、薄暗くカビ臭い空間に集う人びと
はい、ぼくは初戦敗退でした。
記事タイトルの「冬の鬼」さんが24時間大喜利王をかっさらいました。来年こそ…って、41歳にもなって、まだやるのか?
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○冬の鬼×青木ポンチ●
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