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大金持ちの愛はスケールが違う(・・)TPP万歳

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こんにちは。

「万歳」といったら語弊がありますが…TPPに関して私が書いたビビリ記事に対し、徳の高い人は考えることが違うなあと思うことがありました。

10月末に、またこの桃源郷に撮影にいきました。船越さん、12月に集英社からエッセイ本を出すだけでなく、来春にはG社からもレシピ本を出すのです。

なぜ野菜食は心身が美しくなるか……という入口から、野菜は肉のようなメイン食になりえないという「野菜不信仰」を軽減するハッピー本にできればと思います^^
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船越さんは「TPP参入の流れはもう止められない。保険や金融が受けるであろう打撃には言及できませんが、しかし農業面でいえば、この危機をチャンスにしたい」と。

また舌賛ヒントをいただきました。以下です。

ビックリマーク日本の「米」農家にとって忌々しきTPPであるが、逆手にとって、日本米の素晴らしさを世界にアピールせしめればよい。
(例)ワインの品評界が世界中で行われているが、「米の品評界」をやれば、1位~10位まで、日本が独占するはず。

ビックリマーク外国産の米が日本に入ってきても、総量としてはたかがしれている。それより、日本米ブランドを確定すべし。
アジア各国は日本米の技術が欲しくてしょうがない。中国はじめアジアの裕福層は日本米が欲しくてしょうがない。1キロ数千円クラスの超プレミア米おにぎりが、日本では売れなくてもアジアン裕福層に売れる可能性がある。

ビックリマーク農水省は、我田アテンションプリーズのために「日本の自給率は40%」を強調しているが、GNP比一人あたり農業総生産は、日本は世界で第5位。そして日本の「農業品の加工技術」は世界でトップクラス。

であるから国内で農業品が売れなければ、海外に売れ。もてる技術を駆使し、海外にものを売り、世界の舌をジャパニーズフードにならす好機に変えればよい。


目さすがです。船越ブランドの「重ね煮」はフリーズドライ化の試作中で、商品化をめざしているとか。重ね煮は体温が上がりますから、中国の裕福おばちゃま達に売れそうです。

貿易障壁にも負けないような「自分で生み出す自家製品をもってる人」は強いなあと思いました。

保険、医療、金融はぜったいあぶなーいとしか思えず基本的には反対ですが、自分の周囲の日本人をもっと信頼すべきかもしれない、

そういえば最近の20代って、その少し上の世代がかつて「ホリエモンかっけぇ~」と憧れたように、「社会企業家かっけぇ~」という概念が浸透しているんだそうですね。いかに社会に貢献できるヤツがかっこいいかと。

「むだな金儲けとか消費時代を引きずってるのは、今の30~50代じゃないですか。下の層は変わってきてますよ」って言われちゃいました。

(・・)そうかもね。若い子達とこういう方々の力に↓↓もっと乗っかってもいいのかも。


お金持ちや篤志家の皆さんは、いま日本のお米を本気で守ろうと奮闘しているんだそうです。そのひとつが「日産アグリファーム」を構築する鮎川財閥さん。

船越さんから聞いて私は「買ってみよ」と即決しました。水田オーナー制度「マイ田んぼ」。

これ、農家さんも自分も守る画期的なしくみに見えるんです。

「マイ田んぼ」とは・・・・水田を、面積単位で消費者⇔生産者とで契約し、収穫したコメをチョクで生産者から直接消費者(オーナー)に送るシンプルなしくみ。コメを売るのでなく、面積で契約します

(1)契約する田んぼを、単位ごとにいくらでオーナーに売るかは、農家自身が決められる。農家が主導!

(2)オーナーは、コメの収穫量でなく、面積に対してのお金を払う。だから農家は収穫高に左右されず、一定の収入が保障される!

(3)オーナーは、1年分のお金を前払いするので、農家さんは環境などの心配に左右されずに、投資できる!

(4)コメでなく土地で契約すると、オーナーは自分のコメの肥立ちが気になってしょうがない。自分も除草したり肥料やりを手伝ったり、積極的に米づくりに関わることになる。

(5)忙しい農家は本業に専念してもらって、日産アグリファームが、契約業務や情報発信などを代行する。



初年度は日産アグリファームが(農家に対し)買い取り保証する。
農家は、面積に対して現在出荷している価格より、大きい金額で「自分たちの受け取り価格」を設定できる。
もしこれまで1Rで55キログラムの収穫高を13000円で出荷していたとしたら、15000円とか16000円に設定できる。(そんな値段で1R契約できたら、お得…!!!!)
農協さんがブーブー言いそうだけれど、もし農協がこのシステムに入りたいなら、日産アグリファーム側としてはウェルカムである。←よゆう

契約したオーナーは足繁く田んぼに通うようになる→休憩所やレストランがほしくなる→もしかして宿泊所もほしくなる→さらにそこを活性化しようと考える個人オーナーも出てくるかも。これまで過疎化しつつあった村や町が活性化するポテンシャルがあります。

大金もちの考えることは、すげぇな
(゚Д゚)



農家側も、契約者側もまだまだ募集中のようです。既存のシステムをもっている農家さんが、田んぼの一角でちょびっとだけ実験したっていいわけですよね。

「微熟女米」とかマイブランドを作ってもらえるのも可能なわけですよね^^

新しくつくる本でもご紹介してみたいと思います^^

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